
まだ引っ越しはしていないのですが、今からわくわくしています。
先日、アパマンショップでアパートを契約してきました。
すると、数日後に「フレッツ光に入りませんか?」という
勧誘の電話が自宅にかかってきました。
アパマンショップで引っ越し先を決めた方がフレッツ光に加入すると、
キャッシュバックをしてくれるという内容でした。
キャッシュバック、かなり魅力的です!
しかし、契約して大丈夫なものでしょうか?
初めての引っ越しのため、分からないことだらけで困っています。
また、フレッツ光の評判はどうでしょうか。
お詳しい方、色々と教えていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
■不動産で紹介される物件のインターネットの設置条件
インターネットが普及した最近では、インターネットは家の設備のひとつとなっているので、引越し
の際には、新居にインターネットの契約の勧誘を受けることが多いようです。
アパマンショップの賃貸物件の説明欄にも、「インターネット対応」「光ファイバー」などの条件項目
があります。
また、他に「インターネット無料」という項目もあったりします。
通常の場合、インターネットを使用するには、回線会社(NTTやKDDI)とプロバイダとの
契約を行います。
「光ファイバー」という条件は、その物件にすでに光回線が配線されているということです。
フレッツ光の場合は、契約すると光回線を外部から配線する工事をNTTが行いますが、この物件だと
工事が必要ないということです。
「インターネット対応」というのは、光回線だけでなく、ケーブルテレビやADSLなどのいずれか
の方法でインターネットが使えるという物件です。
「光ファイバー」や「インターネット対応」という物件では、回線会社とプロバイダと契約しないと
インターネットは使用できません。 月額料金もそれぞれでかかります。
一方、「インターネット無料」という物件では、回線の種類はわかりませんが、回線会社やプロバイダ
と契約しなくてもインターネットが使えるという物件です。
そのような物件では、壁にLANケーブルソケットが付いていて、そこにLANケーブルを挿すだけで
インターネットが使えるというビジネスホテルのような設定になっています。
中には、無線LANで接続可能というところもあるかもしれません。
マンションの入居者を増やしたり、転居者を減らす目的で、最初から設置されている物件です。
質問の方の新居は、フレッツ光を勧められたということなので、「光ファイバー」という物件であれば、
初期工事は必要ありませんが、そうでない場合は、工事が必要です。
■インターネットの代理店
フレッツ光を使用してインターネットをつなぐには、回線会社のNTTとプロバイダの2箇所で契約
する必要があります。
NTTへ直接申し込んでも契約できますが、かわりにNTTと契約してくれる代理店というものが
あります。
電話で勧誘を受けたのも、おそらくアパマンショップがフレッツ光の代理店となっているからでしょう。
他に大型電気店でも契約できますし、インターネットのサイトからでも契約することができます。
いづれもキャッシュバックや値引きなどの特典で勧誘を行っています。
■アパマンショップで契約した場合の問題点
アパマンショップなどの代理店で契約しても、初期工事をしたり、回線の管理を行うのはNTTです。
また、接続にトラブルがあった場合でも、プロバイダやNTTが対応してくれます。
そうなると、キャッシュバックなどの特典の額だけでどこの代理店で契約するかを判断すればよい
ことになりますが、注意が必要です。
有料のオプションを最初から多く付けられて、契約をしてしまうケースが多いからです。
契約時に詳しく説明なしで付けられるので、わからないことがほとんどです。
最初の1~2ヶ月はプロバイダ料金は、無料の特典もあるので、それ以降は普通より高額な料金を
払わないといけない結果となります。 すぐに有料オプションを解約できればよいのですが、規定の
期間は解約できないというケースも多くあります。
キャッシュバックの額にごまかされて、契約しないほうが良いと思います。
また、契約期間が2年間のプランでの契約がほとんどで、キャッシュバックを受け取れるのが、2年後
というケースもあり、もし、2年以内に再び転居などの理由で解約すると、キャッシュバックは受け
取れません。
契約を交わす前に注意が必要です。
■インターネット無料マンションの問題点
インターネット無料というマンションでは、回線会社やプロバイダと契約しなくてもインターネットが
使えると最初に書きましたが、その場合でも問題がある場合があります。
インターネットが無料、もしくは格安で使用できるという利点はありますが、大家がその分を負担する
という形式になるので、できるだけその負担を減らす対策を行う場合があるからです。
家賃や共益費を少し上げるという場合もありますが、インターネットの設定を通信速度が、遅い設定に
なっていることがあります。
また、集合住宅の場合、光ケーブルは各部屋に1本づつということは無く、1本のケーブルを何部屋かで
共用するケースが多いので、利用者が増える時間は、通信速度が遅くなったりする場合があります。
このような場合は、新たに光回線で引き直すことは、大家さんが認めてくれないかもしれません。
そうなれば、固定回線はあきらめて、モバイル通信端末を使用した接続を検討した方がよいでしょう。
UQWiMAX、docomo、SoftBank、Y!mobile(旧イーモバイル)などが
提供している、モバイルデータ通信WiFi電波を発信してくれるモバイルデータ通信端末(ルータ)
を利用する方法です。
もしスマートフォンをお持ちで、そのスマートフォンにテザリングの機能があれば、スマートフォンを
モバイル通信端末として利用して、パソコンにインターネットをつなぐこともできます。